2006年10月24日

本気で子育て その①

「うざい」 「きしょい」 「うせろ」 ・・・その他、放送禁止用語?


当時、子どもから言われていた言葉です。


言われる度に、心が張り裂けそうになるほどに悲しい思いをしました。


子どもの一番大変な時期に、急にいなくなった父親に対して
「なんで 私だけ 子どもからこんなことを言われなあかんの?」と、自分で自分を哀れむ日々でした。

親の姿を見て、一番悲しい想いをしているのは、他でもない、子どもたちだということもわかっていたのに、現実に子どもの心を思いやる余裕もありませんでした。



子どもと一緒に暮らせる喜びと同時に、苦しみもありました。

その時、初めて「一人で子育てをするしんどさ」を実感したのです。


”一人で責任を負わなければいけない 重圧感”

”誰にも相談できない 孤独感”

”先の見えない 不安感”



荒れていく子どもたちの心を見るたびに、「自分一人で」抱え込む重圧に潰されそうになりました。


夜中、どこに行ったのかわからない娘を、担任の先生と探し回って、寝られない夜も何回かありました。
息子とは、本気で身体を張って喧嘩をしました。
倒れてどこかで打った時に、青アザができたことも数回ありました。


ただその時思ったことは

「子どもから逃げない」

ただ、それだけでした。



実家にいた一年間、親も子も、そして祖父母も巻き込んでしまい、みんな心身共に疲れてしまったのです。

上の子どもが進学したのをキッカケに、親子三人、引っ越して「自立」することに決めました。本気で子育て その①



Posted by 山羊 at 23:10│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

QRコード
QRCODE

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 1人
プロフィール
山羊
四年間のアメリカ生活を経て帰国後、パートナーと別々の道を歩くことを決心しました。
当時、思春期の子ども二人を抱え、葛藤の日々でした。
「一人で子育て」をすることから感じた、日常を綴っていきます。
オーナーへメッセージ