2007年01月09日

誕生日に想う

1月8日は、誕生日でした。

この世にイノチをいただいた、大切な日です。

そして、自分の子どもを出産した時のことを思い出しました。

生命の神秘と不思議を感じた瞬間・・・




誕生日はもちろん、年齢が一つ上がります。

でも、年齢は”記号”のようなもので、こころに年齢はないと思っています。


年を重ねるとは、より人生を豊かに生きること

年を重ねるとは より多くの出会いを経験すること

年を重ねるとは・・・・・



素敵に年を重ねている先輩たちが、沢山周りにいてくださるせいか、あまり年を重ねることに抵抗がなくなりました。





「生まれてきて 良かった」


一人でも多くの子どもたちが、自分が生まれたことに”喜び”を感じることができるよう・・・

ただ ただ それだけを願っています。

  


Posted by 山羊 at 00:24Comments(1)

2006年12月20日

サンタさんと夢

「今年のサンタさんからのプレゼント、何がいいかなぁ~」



親から子どもへの”さり気ない”探り??の一言です。




「この家、煙突ないから来てくれへんかも?」

子ども心に心配になるようです。


「大丈夫!○○ちゃんが”良い子”にしてたら来てくれるよ。」

と、ここで親は子どもに再び、さり気なく”良い子”を強調します?





そういえば、サンタさんと”良い子”って、何故かセットですね。。。

そういう私も、クリスマス前に子どもが聞き分けのないことをした時など、つい「サンタさん、来ないよ~」などと、脅迫?的なことを言っていたと反省。

子どもはサンタさんのプレゼントがかかっているから、必死になります。

・・・今、考えると申し訳ないことしたと思います。

サンタさんと子どもを叱ることを「一緒に」したこと。。。。




サンタさんは、全ての子どもに”夢”を与えるものだと思います。

良い子もいたずらっ子も泣き虫さんもお転婆さんも・・・


どんな子どもにも「平等に」来てくれます。親の愛情と一緒に・・・・




ちなみに、子どもは「いつも自分の望むものがプレゼントされる」ことに疑問を持った時から

”親”と”サンタさん”との関係を考えるようになるそうです。




もういくつ寝ると”クリスマス”・・・良いクリスマスを♪お迎えくださいね




  


Posted by 山羊 at 22:05Comments(2)

2006年12月14日

子どもと経済事情

あるアンケートによると「子どもが何人欲しいですか?」という質問に、


「三人以上」と答えた人が、意外と多かったようです。


理由は


「子ども同士の世界ができるから。兄弟同士で遊び、育つから。」



ところが、現在の「合計特殊出産率」1.3%台が示すように、一家族当たりの子どもの数は、一人もしくは二人までというのが圧倒的に多いようです。



子どもを多く持たない主な理由は、


「経済事情」(子どもを育てるのには、お金が掛かる)

「働きたいから」(子どもを預ける環境が整っていないなど)



「子どもと共に生きる」環境・事情に関して、それぞれの家庭に問題があるようです。



カルフォルニアに住んでいた時、メキシコからの移民であるヒスパニック系の人たちが、近くにとても多く住んでいました。


彼らは、経済的にアメリカ人などの白人に比べると、苦しい生活をしています。

何故なら、ある程度仕事が限られていて、清掃業や車の洗車、学校の用務員など、アメリカでは賃金の安い仕事は全て彼らが請け負っているのです。

高速道路の出口で、花売りをしている姿も良く見かけました。


でも、彼らは言います。


「子どもがいるから、全然苦しいとは思わない。」


実際、子どもの数はとても多く、少なくても3人、4人5人は当たり前なのです。


その時に知り合ったメキシカンは、6畳一間に6人で暮らしていたようです。



彼らは陽気です。



お国柄もあるのだと思いますが、きっと毎日「子どもの笑い声」に囲まれて暮らしているのでしょう。




「子どもの笑顔」・・・・それはプライスレス。

「子どもの笑い声」・・・・それは心の栄養。




冬の空を眺めながら、ふと、あの抜けるような青空のカルフォルニアを思い出し、彼らの笑顔が懐かしく思い出されました。













  


Posted by 山羊 at 12:13Comments(0)

2006年12月06日

親から子への”ベロシップ”とは

親子のスキンシップならぬ「ベロシップ」とは親が子どもに「素材から作った物を食べさせること」

これが親子の最高のコミュニケーションだと、料理愛好家の平野レミさんの言葉です。



「子どもの未来をあれこれ考えるのでしたら、その前に、ご飯をしっかり作ることです。泥付きの野菜を買ってきて洗う音、フライパンから漂う炒め物の香り、エプロン姿でキッチンを歩き回る姿・・・料理を作ると”五感”を通して子どもに愛が伝わりますよ。
「いい子いい子」って、頭を撫でるだけでは伝わらない本当の愛だと多います。」


といっても、働いていたり、諸事情で料理を作ることもままならない親も沢山いるとした上で、

「せめて、レトルトの食品だったとしても、何かひと手間加えてください。そして”ウチの料理”に仕立てます。怖いのは、知らない人が作った物を、お母さんが味見もせずに、子どもの舌に届けること。その子が大きくなった時に思い出すおふくろの味って何だろうと考えた時、恐ろしいですよね。」



「おふくろの味」・・・自然と味覚に染み込んでいる味であり、食べるとほっとする味ですね。
そして、やはり、頻度として度々登場した料理でしょうか。

・・・ちなみに、私が記憶にあるのは、”一皿で二度美味しい”という、「ハヤシライスとカレーライス」のセットでした。途中まで作り方は同じで、最後に”カレーのルー”と”ケチャップ”で味付けを変えるというものです。

厳密にいうと、両者は一緒に作れるものではないのでしょうけれど、子ども心には、その組み合わせの日がとても楽しみでした。

「どっちを多く入れる?」と聞かれて、「お代わりするから半分ずつでいい。」と答えていました。



子どもの心には、家族みんなで囲んだ食卓の中にある「お母さんが作った料理」が、何よりの思い出であり、親子関係の”根底に存在する”コミュニケーションなのだと思います。


料理の上手・下手というのは、案外記憶にないものです。
「自分のために作ってくれた」という事実、「料理をしている姿」そのものが、何よりも美味しい”料理の味”だったのだと・・・

  


Posted by 山羊 at 21:11Comments(2)リラックス

2006年12月05日

”読み聞かせ”の持つ意味

入眠時には身体の防衛が緩みます、とした上で斉藤孝さんは「寝る前の子どもへの読み聞かせ」について、その奥の深さ・持つ意味について語っています。



「声にはものすごい浸透力があって、一緒に寝ながら話をすると、身体の振動も同時に伝わります。眠りそうなときに耳から入ってきたものが、頭の中でイメージ化される。幼児期の子どもにとっては。すごく幸せな夢の世界みたいな感じです。」


「物語の意味を追うだけでなく、親の声の質感とか、ふんわりした優しい感じ、響きとか、そういうものも一緒に受け取っているからすごい至福感に包まれる。これは触覚的な経験と近いかもしれないですね。音全体が振動によって空間をつくるわけで、抱かれているような、包まれているような感覚・・・」



昼間、働いていたりして、一緒に過ごす時間が少なくても、夜寝る前に「読み聞かせ」をしてあげるだけで、スキンシップをしたのと同じような”安心感”を、子どもに与えることができるのですね。


・・・そういえば、私の幼稚園の頃、母親は夜も仕事を持ち帰ってすることも多かったので、私の”読み聞かせ”役は「レコードのお話版」のこともありました。話は面白いし、寝入ることはできるのだけれど、心の片隅に常にあった寂しさは、”スキンシップ”の感覚だったのですね。

「お話レコード」は、結局長続きせず、母親は”自分の声”で、日本昔話などを録音して、自分が読めない時はそれを代わりに聞かせてくれました。



「声によるスキンシップ」・・・できる期間は決まっているからこそ、「無理なく」続けられたら良いですね。
  


Posted by 山羊 at 22:32Comments(0)

2006年12月03日

「育児に大切なこと、学びませんか?」のお知らせ

「育児に大切なこと、学びませんか?」



生まれてきたことに感謝し、自分を大切にする心を育てることや家族力の強化・支援を行う
”あぷりこっと☆シープ”が、育児に関する勉強会を開催します。




”あぷりこっと☆シープ”は、クリスタルビルにある男女共同参画センターや生活創造センターにボランティア登録している、育児支援グループです。



今回の進行役は、”育児休業案内人”「青い夜」さんと、"タッピング・タッチ種まき保育士”「山羊」の二名です。



「青い夜」さんは、育児休業のエキスパートの社会保険労務士さんです。

私は、心の相互ケア「タッピング・タッチ」を担当します。



今回、グループとして始めての活動になります。



どこで・いつ・何時から?



はい来週の土曜日12月9日、午後2時~4時まで、場所は、灘区にある旧灘区役所三階「防災研究室」です。




みなさまとご縁がつながれば、嬉しく想います。















  


Posted by 山羊 at 09:54Comments(5)育児・育自・育地

2006年11月28日

こころを言葉に

腑に落ちました。

子どもの心を理解するのに、とても大切なポイントがそこには書かれていました。


子どもの心を「親がわかる」ことが大事なのではなく、子どもが自分の心が「自分でわかる」、そのころちゃんと「言葉にできる」、ということが成長のために、とくに大きくなった時にとてもとても大切なのだと思うようになった。


子どもがぐずる、わめく、イライラして泣く、怒る、わけの分からないことを言い募る、ということはとても多い。
でも、そういう自分の不安やイライラ、モヤモヤが子ども自身にも、わけが分からないのだ。
それを分からないままにしておくことは、気持ち悪いし、多分、それが問題なのだ。


できるだけ、それがわかるように、言葉化できるように親が助けてやる、その助けを通じて、親は初めて子どもの心をつかむことができるのだと思う。


・・・子どもがぐずったり、泣いたりしている時は「どうしてかな?」と聞いて、さらに
「○○クンがぶった」とか言ったら、「そりぁあ、怒るね、気持ちわかるよ」と共感しながら、「でも、どうしてぶったのかな?」ああかな?こうかな?とヒントを与えつつ一緒に子どもの心のモヤモヤの原因をはっきり言葉にして、見つけさせ、すっきりするように心掛けていた。


怒りや悲しみといった不快な感情は、言葉にし難いから余計にどうしていいかわからず・・・また、言葉よりも感情が先に溢れてくるので、涙や時には暴力といったもので出てしまうのだと思います。


「泣いていてもわからいでしょう?」「どうして叩くの?」

ついつい親は質問攻めをしてしまいます。
それは子どもが自分を振り返り、「なぜ」を言葉で表現することへの”チャンス”を奪っている気がします。


そして、「自分の心」が表現できるようになったら、自分の心の動きを段々理解できるようになり、大きくなった時に、「自分のことは自分で決められる」ようになるのではないでしょうか。
  


Posted by 山羊 at 21:43Comments(0)kodomo

2006年11月26日

子育て支援活動

「子育て支援」のグループ登録に引き続き、兵庫県民局の中にある「まちの子育てひろば」に、”ひろばアドバイザー”の登録をしました。


これは、地域にある「子育てサークル」などから育児相談などの要請があった時に、子育てひろばから”派遣”されて赴くシステムになっています。

自分の今までの経験を活かし、どんな相談・援助ができるか申請し、先方の要望とこちらの援助内容がマッチすれば顔合わせをします。



私は心の相互ケア「タッピング・タッチ」体験講座と「育児相談」全般を申請しました。

育児を”しんどい”と感じている親御さんたちの中には、育児を通じて「自分のイヤなところ」を見てしまい、余計に自分がイヤになった・・・と言われる方も少なくありません。

子どもが”いい子”に育たないのは、「全て自分のせい」と自分を責めることによって、自尊心が持てなくなり、子育てそのものに自信がなくなってしまう・・・ということは多かれ少なかれ、誰でも経験したことではないでしょうか。


「ただ一緒にいることの心地よさ」「スキンシップの温もり」を、タッピング・タッチを通じて感じていただければ嬉しく思います。

いつかどこかで、お会いできることを楽しみにしています。
  


Posted by 山羊 at 19:29Comments(0)kodomo

2006年11月25日

「子育て」と「介護」の共通の”しんどさ”

「介護」をしていて一番辛いのは、物理的な大変さよりも、本当は「介護」という場面に映し出される「自分のおぞましさ」」を見なければいけないことだ。
(中略)
私は自分のことを「優しい人間だ」と思ってきたし、人からもよく言われてきたのだ。
ところが「介護」をしていると、優しくない自分がむき出しになる。

(中略)
「ああ、なんて、私っていやな人間なんだろう。ああ、エゴイズムの塊だあ」
私は自分の中にある悪意に愕然として、そういう自分が許せなくて、深夜に一人、号泣したりしたのだ。



久田 恵さんの「家族を卒業します」の一文です。


私はこの文章を読んで、「育児」のしんどさとの共通点を思いました。


子育てを経験して「自分って、思ったより子どもが好きじゃないんだ」と気が付いたという声も聞きます。
そして、それに気が付いたときにショックだったと。。。
「母親は無条件に子どもを愛するものだ」という一般的な真理が、そういう心をより苦しめることも珍しくありません。


介護地獄」を作っているのは、福祉がひどいせいだ。という声を頻繁に聞くけれど、
「介護」にかかわる私たちのエゴイズムを克服する価値観を、共に見つけ出す努力もしないままに、そのことに苦しみもしないで、皆のいやなことを肩代わりするだけの思想のない施策ばかりを求めて、結局は自分たちの日々をシアワセじゃないものにしてしまうのではないかしら?



育児の問題もそうだと思います。
働くお母さんにも子育てしやすい施策や環境を整えてあげるだけでは、「育児の悩み」は解決しないと思います。

育児をする上での本当の「心のしんどさ」を、共感・理解し見守り寄り添う”温かい視点”がベースにあって初めて、そういう施策が生きてくるのだと思います。

「介護」も「育児」も、自分と向き合う作業という意味では共通しています。

心がしんどくなったとき、どうか自分を責めないでください。
「ありのまま」の自分を受け入れること・・・いつも心に留めておきたいですね。
  


Posted by 山羊 at 21:35Comments(2)育児・育自・育地

2006年11月23日

生きるチカラとは

「生きるチカラ」を子どもに身につけさすには、どうしたら良いか?


塾に通い、進学校に行かせる?

水泳教室など、体力をつける習い事をさせる?

とにかく”遊ぶ”?



・・・・どれも一部はその通りだと思います。



一番大切なことは「自尊心」を持たせることだと思います。



「自尊心」とは、自分自身を大切に思う心です。

「自尊心」とは、自分のイノチを尊いものだと思う心です。

「自尊心」とは、生まれてきたことを有り難いと思う心です。




子どもに過度の期待をせず、親の夢を押し付けず、「ありのまま」の子どもの状態を受け入れてあげること・・・

「できないこと」をなくそうとするのではなく、「できること」を褒めてあげること・・・

「子どもなりの成長」を、共に喜ぶこと・・・


「親から肯定された出来事」の積み重ねが、子どもの”自尊心”を伸ばすと思うのです。



大人になっても、周りの人たちとそういう人間関係を築きたいですね。
  


Posted by 山羊 at 20:53Comments(0)kodomo

2006年11月17日

街角に落ちていた”見えない涙”

「お菓子は買わへんのやから 触ったらあかんやろ!」

「あんたが そんな所におるから邪魔やねん」(実際店内はガラガラで 通行の妨げには全くなっていませんでした)




怒られていたのは、小学校低学年の女の子です。


妹も一緒だったのですが、妹にはお母さんは優しく接していました。



実はその親子は、以前にも出会ったことがあります。

その女の子が幼稚園くらいの時ですが、その時もやはりお母さんは姉だけに怒っていました。
(その時はもっと酷い状況でした)



・・・・・・・女の子の悲しそうな表情と痛々しいアトピーに胸が痛みました。


私が神戸市のファミリーサポーターの協力会員に登録したのも、そういう親子に出会ったのがきっかけです。

お母さんもまた、被害者なのだと思います。

「愛情のタンク」が満たされないまま大人になり、親になり・・・


「育ちが良い・悪い」を”愛情の質”で考えるならば、今まさにその子は「育ちが悪い環境」で育っているのでしょう。

「育ちの悪さ」の弊害は、思春期以降に顕著に出ます。




近い将来に来るであろう「超高齢化社会」を憂うよりも先に、”自分の人生に責任を持てる”大人になるよう、子どもに「愛情という心の栄養」をいっぱい与え、「育ちの良い」環境を整えてあげることが大切だと思います。


「育児支援」のための情報発信を、今後もいろいろな形でしていきたいと思っています。
  


Posted by 山羊 at 22:38Comments(4)kodomo

2006年11月16日

スキンシップいろいろ

「ハグ」・・・アメリカにいる時は、毎日のようにしていました。


子どもたちとも”無意識に”日常的にしていたように思います。


街を歩いていても、観光地に行っても、スーパーマーケットでも、コーヒーを飲んでいても、至る所に"ハグ”が溢れているのですから、自然と「ハグモード」になりますね。


余談ですが、行き付けのオーガニックマーケットのキャッシャーさんともいつの間にか「ハグ友だちに」!
(日本で、一々レジの人とハグしてたら「???」ですよね(汗)




ただ、アメリカでは子どもと夫婦の寝室は、子どもが小さい時から分けています。


私は、日本の”添い寝”の慣習は、子どもの精神の安定にとても良いと思います。
夜中に目が覚めたときに、側に親がいるととても安心しますね。


それから”抱っこひも”
アメリカでは意外とお父さんのしている姿を多く見かけました。
全く違和感なかったです。


”おんぶ紐”ですが、私は「子どもを背中にくくりつけて」ということは、あまりしなかったうように思います。

でも「子どもから目が離せないから何もできない」のではなく、背中にくくりつけることによって「一緒に」できることも増えるかもしれないですね。



ハグ・抱っこ・おんぶ・・・・どれも子どもにとっては何よりのスキンシップです。




段々寒くなってきました。

いっぱいくっついて親も子も暖かくなりましょう♪  


Posted by 山羊 at 22:26Comments(0)リラックス

2006年11月11日

心の相互ケア「タッピング・タッチ」

トン トン トン・・・・

指先の柔らかい部分を使って、左右交互に背中をトントントンと軽くたたきます。

「触れる」と「たたく」の間くらいの感覚です。

一秒間に左右一回ずつくらいの速さで、心地よい音楽と共にゆったり・まったりします。

縁側で日向ぼっこをしているような・・・やさしい時間が流れます。






私は、このタッピング・タッチの講習会を初級・中級・上級と終了したのですが、いろいろな所で、ご縁
のあるいろいろな方たちに「種まき」をさせていただいています。




4月~6月は、知的障害者の方の小規模作業所(喫茶店)で、利用者の方たち数名と職員の方と一緒
に、定期的にさせていただいていました。

利用者の方たちはとても感性が豊かで、型にはまらない”自由な”感覚で、いつも新鮮な発見があり
ました。

笑いの絶えることなく、とても楽しい時間でした。





5月からは、月に一度ですが、三ノ宮にあるクリニックでさせていただいています。

毎月第二火曜・午後1時半~3時です。

もしご興味のある方は、クリニック関係以外の方も参加を受け付けていますので、直接オーナーの方

までお問い合わせ下さい。詳しい場所や参加費など、お知らせいたします。

ゆったりしたスペースで、小人数でしていますので、お気軽にどうぞ。。。。




また、出張も受けつけております。
何か講習会や集まりのある時に、お互いの緊張感をほぐす一つの方法としてご活用いただければ、と
思います。


医療現場や育児支援の場
で、看護師さんや子育てサークル等の方たちにもお勧めさせていただいています。




みなさまとのご縁がつながりますよう・・・心から願っています。

ありがとうございます♪
  


Posted by 山羊 at 20:21Comments(0)リラックス

2006年11月10日

子育て何でもぶっちゃけ!その⑨

「ITのある風景」

「子どもと見る風景」




ある公園での風景です。

幼稚園くらいの子ども数人が公園の砂場で遊んでいました。

砂場の横のベンチでは、その子どものお母さんらしき数人が座っています。

ふと目をやると、お互い会話しているのでもなく、ましてや子どもを見守っているのではなく・・・・



「携帯メール」をしていました。



子どもの「ママ~」と言う声で、われに返ったようで、ようやく子どもの方に目を向けました。




こういう風景は決して珍しくなく、日常の至るところで見かけます。

子どもと歩きながら、電車の中で、バギーを押しながら、赤ちゃんを抱っこしながら、そして子どもを側で遊ばせながら・・・・




赤ちゃんや子どもは、携帯が何かわかりません。

けれどお母さんが「自分以外に意識が向いている」ということは、本能的に感じるのではないでしょうか。





一日中、子どもと真正面から向き合うのは大変なエネルギーが必要です。

「たまには 一人になりたい~」と思うのも自然なことです。





ただ「子どもと見る風景」は、今しかないのです。



砂場の砂も、子どもが遊ぶから生きてきます。

空の雲も、落ち葉も、子どもの視線で見ると違ってきます。

いつも歩く道も、子どもと手を繋いで歩くと何か発見があります。

電車の風景も、子どもと一緒に見ると退屈しません。




子どもが大きくなって一人で同じ風景を見ると・・・・明らかに子どもと一緒に見た風景と違っていること
に気づくのです。



「心を育てる種」は、日常のささやかな積み重ねと周りの大人の豊かな感受性の中にあるのだと。。。
  


Posted by 山羊 at 09:43Comments(0)kodomo

2006年11月09日

子育て何でもぶっちゃけ!その⑧

「○○が怒るから(または○○に怒られから) やめなさい」



良く言われる「間違った叱り方」です。




例えば病院の待合場所で。

「じっとしてなさい。先生が注射しにくるよ。」

「ほら、あの看護師のお姉さん、睨んでる。怖いよ~。」





全てを”他人のせい”にして「怒られないために」行儀よくする」と子どもに教えて

いる親御さんを、時々見かけます。




電車の中、図書館、デパート、スーパー、ファミレス・・・など公共の場所全てにおいて、そこで一生懸

命働いている方たちを怒りんぼうの”悪もの”にしてしまい、肝心の「何故」騒いだらいけないか、

「何故」じっとしていないといけないか「本題」がすっ

かり抜けています。




たとえ何ヶ月かの赤ちゃんでも、筋道立てて理由を説明することは必要だと言います。

ましてや、2歳~になると、子どもはちゃんと理解してくれると思います。



「逃げない子育て」


親もその場で恥ずかしいと思う気持ちに少しだけ”勇気”を持って、毅然とした態度で子どもと接するこ

とができればいいですね。



・・・・・・かくいう私も、そういう怒り方こそしませんでしたが、公共の場で困った経験は数知れず・・・・

特に男の子の場合、大変でした。



いろんな世間を親も子も経験しながら、成長するのですね。
  


Posted by 山羊 at 13:01Comments(2)kodomo

2006年11月08日

子育て何でもぶっちゃけ!その⑦

「親の顔が見たい」





子どもが何かした時(大抵は悪いことですね)、良く言われる言葉です。

この言葉は、親に対する暗黙の非難であり、親にとっては耳の痛い言い方ですね。




何がしんどいかって・・・・・それは




「子どもの世間での評価=親の育て方の評価」

親は、子どもを通じて世間から”間接的に”(時には直接)評価を受けているのです。




「あんたが○○○なことするから 親は恥ずかしい。親の顔にドロを塗って」

これは、親のサイドからしか子どもの行動を見ていない”典型”だと思います。

子どもは”親のために”いい子になるのではないのです。

親のために、世間に迷惑を掛けてはいけないのでは、ないのです。




逆のことはもっと顕著でしょう。

子どもがいわゆる”出来る”子だった場合、親への評価も上がります。






「子どもは親の鏡」と言われますが、だからこそ子育ては一方的に親が育てるのではなく

”裏と表”の「親子の育ち」の道のりなのでしょうね。
  


Posted by 山羊 at 06:41Comments(0)kodomo

2006年11月07日

子育て何でもぶっちゃけ!その⑥

「比較しない子育て」

「(相対評価ではなく)絶対評価の子育て」




どちらも本質は同じです。



”子どもも一人の人間として 人格を尊重する”





”自尊心”





「子どもなんだから 関係ない」(子どもに聞かれて困ることは いない時に話しましょう)


「子どものくせに・・・」(~のくせに、とは差別した言い方ですね)


「子どもは親の言うことさえ聞いたらええんや」(親は絶対的存在ですか。子どもの人格は?)




子どもだから、生活年齢が親より少ない分、経験数や学習能力も育っていないのは当たり前です。

その未熟さを、一緒にその時に教えてあげたり、サポートしてあげることはもちろん必要です。



そのことと「子どもの人格を認めない」言い方をするのとは、全く別の話です。




子どもの”自尊心”が育つとは、子どもの時から親に「一人の人間として」

扱われていたか、そういう言い方をされていたか、という所の影響が大きいように思うのです。



自尊心の育った子どもは、自然と自分を大切にする気持ちが

芽生え、同時に他人をも思いやる気持ちが育ちます。






・・・・最近の「いじめ・いじめられ問題」を見ているとあまりにも”自尊心”が低い子どもたちが増え
ているのかな、という感じがします。


  


Posted by 山羊 at 23:35Comments(0)kodomo

2006年11月06日

子育て何でもぶっちゃけ!その⑤

「自分が苦手なコト」・・誰にでもあると思います。



どうやって、その苦手なものができたか。。。。人それぞれですが、私の場合はというと。




「自分の作品を みんなの前で 否定された」


○十年前の幼稚園の頃。

一人一人、画用紙に好きなものを書いて、お面を作りました。

私は黄色い喋々を書いたのです。

ところが、あんまり気に入らなくて、それを二つに折ってしまいました。

「先生に怒られるかも?」と心配になりました。


案の定、それを見つけた先生は、「○○ちゃん、喋々の絵、下手やね。下手な絵を折ったらもっとあか

んよ!」と、大きな声で怒りました。(余談ですが、その先生は臨時の先生でした)




・・・・その時からです。私は自分の絵にコンプレックスを感じるようになりました。

何を書いても「どうせ 下手やから」という意識が先に立って、上手く描けなくなりました。





こう考えると、子どもの時に受けた”言葉の影響”って、意識している・意識していないに関

わらず、沢山あるのだと思います。




学習能力がまだ発達していない子どもが失敗するのは”当たり前”です。

子どもの中には”上手” ”下手” という概念はありません。(ある年齢になると、「自分の中での」相対

評価が出てくるのだと思います)



「相対評価」ではなく「絶対評価」をされることによっ

て、子どもは”自己信頼”を築くのでしょうね。








  


Posted by 山羊 at 20:09Comments(2)kodomo

2006年11月05日

子育て何でもぶっちゃけ!その④

「比較しない子育て」・・・・・・の続きです。




乳幼児期と学童期に入ってからとでは、子どもの”気になること”が違ってきます。



学童期以前は「身体はちゃんと成長してるか」「食事の栄養は足りているか・どうしたらご

飯を多く食べるか」または「楽しく友だちと遊べているか」「年齢相応の生活習慣が身についているか」

など、多くは”身体の成長”と”食事などの生活習慣全般”ですね。



ところが、学童期以降になると、そのことに加え”勉強”というものが入ってきま

す。そして人間関係などの”社会性”




子どもの心身の成長も、個人差が広がってきますし個性も顕著になってきます。



そこで親はというと・・・・


私はある程度子どもの個性がはっきりしてきてから 親のタイプが二つに分かれると思うのです。




とっても大まか!です。



「子どもの個性を 個性として受け入れ それに合わせた関わり方をする」





「子どもの個性は認めつつも 他の子どもや世間的なことが気になり 事あるごとに 他と比較し

たり自分の理想と違うことを認識し 子どもの言動が気になる」(そのことを 子どもに言ってしまう場

合が多い)





大抵の場合は、この”ミックス”かもしれないですね。



私も、頭では十分に理解していました。


でもやはり、他の子の話を持ち出して、子どもの心を傷つけてしまったことも・・・・

「○○くんは えらいね。」←(子どもからは)「どうせ 僕はあかん って言いたいんやろ?」



無意識に言った言葉ですが、その時急に子どもの機嫌が悪くなったのを覚えています。





「一人の人間として 尊重する」



これは 大人の世界も子どもの世界も 関係ないのですね。



そして何歳になっても ”自分”という存在を 一番認めて欲しいのは 「親」であることも・・・・




  


Posted by 山羊 at 06:34Comments(0)kodomo

2006年11月04日

子育て何でもぶっちゃけ!その③

「比較しない 子育て」



わかっているけど、どうしても他の子と比べてしまう・・・・・ 





子育てには”つきもの”ですね。

それは、幼児期のみならず、学童期以降にも及びます。

家庭によっては、兄弟・姉妹間にも日常的に起こります。




生まれたとき、身体の大きさも持っている遺伝子も一人一人違うのに、いつのまにか「標準より」

「他の赤ちゃんと比べて」など、”比較”しながらの子育てになってしまうように思います。


「何ヶ月検診」に行くと、それは顕著に現れます。


同じ一歳半~でも、随分と体格も運動能力も違います。

他の子どもを見渡して、「うちの子と違う」と一喜一憂したり。。。




ちなみに、下の息子は、一歳半検診の時、歩けませんでした。



ハイハイがとても好きで、ずっとしていました。

保健師さんにいろいろ言われましたが、気にせず、結局、よちよち歩きは1歳8ヶ月くらいでした。


もちろん検診は、早期に異常を見つけるのにとても大切です。大事なのは、必要以上に「標準」を気に

することはない、ということです。





「うちの子は、もう○○ができるの」

「それって、ちょっと遅い(おかしい)んじゃない?」



お母さんたちの会話で良く聞かれるフレーズです。


その言葉に揺れることなく、

「日々のわが子の心身の成長」を、親御さんの目でしっかり☆見守ってあげると、子どもは、自然と「自分は自分のままでいいんだ」と思えるようになると思うのです。。。。。
  


Posted by 山羊 at 07:15Comments(0)kodomo
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プロフィール
山羊
四年間のアメリカ生活を経て帰国後、パートナーと別々の道を歩くことを決心しました。
当時、思春期の子ども二人を抱え、葛藤の日々でした。
「一人で子育て」をすることから感じた、日常を綴っていきます。
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