2006年11月28日

こころを言葉に

腑に落ちました。

子どもの心を理解するのに、とても大切なポイントがそこには書かれていました。


子どもの心を「親がわかる」ことが大事なのではなく、子どもが自分の心が「自分でわかる」、そのころちゃんと「言葉にできる」、ということが成長のために、とくに大きくなった時にとてもとても大切なのだと思うようになった。


子どもがぐずる、わめく、イライラして泣く、怒る、わけの分からないことを言い募る、ということはとても多い。
でも、そういう自分の不安やイライラ、モヤモヤが子ども自身にも、わけが分からないのだ。
それを分からないままにしておくことは、気持ち悪いし、多分、それが問題なのだ。


できるだけ、それがわかるように、言葉化できるように親が助けてやる、その助けを通じて、親は初めて子どもの心をつかむことができるのだと思う。


・・・子どもがぐずったり、泣いたりしている時は「どうしてかな?」と聞いて、さらに
「○○クンがぶった」とか言ったら、「そりぁあ、怒るね、気持ちわかるよ」と共感しながら、「でも、どうしてぶったのかな?」ああかな?こうかな?とヒントを与えつつ一緒に子どもの心のモヤモヤの原因をはっきり言葉にして、見つけさせ、すっきりするように心掛けていた。


怒りや悲しみといった不快な感情は、言葉にし難いから余計にどうしていいかわからず・・・また、言葉よりも感情が先に溢れてくるので、涙や時には暴力といったもので出てしまうのだと思います。


「泣いていてもわからいでしょう?」「どうして叩くの?」

ついつい親は質問攻めをしてしまいます。
それは子どもが自分を振り返り、「なぜ」を言葉で表現することへの”チャンス”を奪っている気がします。


そして、「自分の心」が表現できるようになったら、自分の心の動きを段々理解できるようになり、大きくなった時に、「自分のことは自分で決められる」ようになるのではないでしょうか。
こころを言葉に


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Posted by 山羊 at 21:43│Comments(0)kodomo
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プロフィール
山羊
四年間のアメリカ生活を経て帰国後、パートナーと別々の道を歩くことを決心しました。
当時、思春期の子ども二人を抱え、葛藤の日々でした。
「一人で子育て」をすることから感じた、日常を綴っていきます。
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