2006年12月20日

サンタさんと夢

「今年のサンタさんからのプレゼント、何がいいかなぁ~」



親から子どもへの”さり気ない”探り??の一言です。




「この家、煙突ないから来てくれへんかも?」

子ども心に心配になるようです。


「大丈夫!○○ちゃんが”良い子”にしてたら来てくれるよ。」

と、ここで親は子どもに再び、さり気なく”良い子”を強調します?





そういえば、サンタさんと”良い子”って、何故かセットですね。。。

そういう私も、クリスマス前に子どもが聞き分けのないことをした時など、つい「サンタさん、来ないよ~」などと、脅迫?的なことを言っていたと反省。

子どもはサンタさんのプレゼントがかかっているから、必死になります。

・・・今、考えると申し訳ないことしたと思います。

サンタさんと子どもを叱ることを「一緒に」したこと。。。。




サンタさんは、全ての子どもに”夢”を与えるものだと思います。

良い子もいたずらっ子も泣き虫さんもお転婆さんも・・・


どんな子どもにも「平等に」来てくれます。親の愛情と一緒に・・・・




ちなみに、子どもは「いつも自分の望むものがプレゼントされる」ことに疑問を持った時から

”親”と”サンタさん”との関係を考えるようになるそうです。




もういくつ寝ると”クリスマス”・・・良いクリスマスを♪お迎えくださいね




  


Posted by 山羊 at 22:05Comments(2)

2006年12月14日

子どもと経済事情

あるアンケートによると「子どもが何人欲しいですか?」という質問に、


「三人以上」と答えた人が、意外と多かったようです。


理由は


「子ども同士の世界ができるから。兄弟同士で遊び、育つから。」



ところが、現在の「合計特殊出産率」1.3%台が示すように、一家族当たりの子どもの数は、一人もしくは二人までというのが圧倒的に多いようです。



子どもを多く持たない主な理由は、


「経済事情」(子どもを育てるのには、お金が掛かる)

「働きたいから」(子どもを預ける環境が整っていないなど)



「子どもと共に生きる」環境・事情に関して、それぞれの家庭に問題があるようです。



カルフォルニアに住んでいた時、メキシコからの移民であるヒスパニック系の人たちが、近くにとても多く住んでいました。


彼らは、経済的にアメリカ人などの白人に比べると、苦しい生活をしています。

何故なら、ある程度仕事が限られていて、清掃業や車の洗車、学校の用務員など、アメリカでは賃金の安い仕事は全て彼らが請け負っているのです。

高速道路の出口で、花売りをしている姿も良く見かけました。


でも、彼らは言います。


「子どもがいるから、全然苦しいとは思わない。」


実際、子どもの数はとても多く、少なくても3人、4人5人は当たり前なのです。


その時に知り合ったメキシカンは、6畳一間に6人で暮らしていたようです。



彼らは陽気です。



お国柄もあるのだと思いますが、きっと毎日「子どもの笑い声」に囲まれて暮らしているのでしょう。




「子どもの笑顔」・・・・それはプライスレス。

「子どもの笑い声」・・・・それは心の栄養。




冬の空を眺めながら、ふと、あの抜けるような青空のカルフォルニアを思い出し、彼らの笑顔が懐かしく思い出されました。













  


Posted by 山羊 at 12:13Comments(0)

2006年12月06日

親から子への”ベロシップ”とは

親子のスキンシップならぬ「ベロシップ」とは親が子どもに「素材から作った物を食べさせること」

これが親子の最高のコミュニケーションだと、料理愛好家の平野レミさんの言葉です。



「子どもの未来をあれこれ考えるのでしたら、その前に、ご飯をしっかり作ることです。泥付きの野菜を買ってきて洗う音、フライパンから漂う炒め物の香り、エプロン姿でキッチンを歩き回る姿・・・料理を作ると”五感”を通して子どもに愛が伝わりますよ。
「いい子いい子」って、頭を撫でるだけでは伝わらない本当の愛だと多います。」


といっても、働いていたり、諸事情で料理を作ることもままならない親も沢山いるとした上で、

「せめて、レトルトの食品だったとしても、何かひと手間加えてください。そして”ウチの料理”に仕立てます。怖いのは、知らない人が作った物を、お母さんが味見もせずに、子どもの舌に届けること。その子が大きくなった時に思い出すおふくろの味って何だろうと考えた時、恐ろしいですよね。」



「おふくろの味」・・・自然と味覚に染み込んでいる味であり、食べるとほっとする味ですね。
そして、やはり、頻度として度々登場した料理でしょうか。

・・・ちなみに、私が記憶にあるのは、”一皿で二度美味しい”という、「ハヤシライスとカレーライス」のセットでした。途中まで作り方は同じで、最後に”カレーのルー”と”ケチャップ”で味付けを変えるというものです。

厳密にいうと、両者は一緒に作れるものではないのでしょうけれど、子ども心には、その組み合わせの日がとても楽しみでした。

「どっちを多く入れる?」と聞かれて、「お代わりするから半分ずつでいい。」と答えていました。



子どもの心には、家族みんなで囲んだ食卓の中にある「お母さんが作った料理」が、何よりの思い出であり、親子関係の”根底に存在する”コミュニケーションなのだと思います。


料理の上手・下手というのは、案外記憶にないものです。
「自分のために作ってくれた」という事実、「料理をしている姿」そのものが、何よりも美味しい”料理の味”だったのだと・・・

  


Posted by 山羊 at 21:11Comments(2)リラックス

2006年12月05日

”読み聞かせ”の持つ意味

入眠時には身体の防衛が緩みます、とした上で斉藤孝さんは「寝る前の子どもへの読み聞かせ」について、その奥の深さ・持つ意味について語っています。



「声にはものすごい浸透力があって、一緒に寝ながら話をすると、身体の振動も同時に伝わります。眠りそうなときに耳から入ってきたものが、頭の中でイメージ化される。幼児期の子どもにとっては。すごく幸せな夢の世界みたいな感じです。」


「物語の意味を追うだけでなく、親の声の質感とか、ふんわりした優しい感じ、響きとか、そういうものも一緒に受け取っているからすごい至福感に包まれる。これは触覚的な経験と近いかもしれないですね。音全体が振動によって空間をつくるわけで、抱かれているような、包まれているような感覚・・・」



昼間、働いていたりして、一緒に過ごす時間が少なくても、夜寝る前に「読み聞かせ」をしてあげるだけで、スキンシップをしたのと同じような”安心感”を、子どもに与えることができるのですね。


・・・そういえば、私の幼稚園の頃、母親は夜も仕事を持ち帰ってすることも多かったので、私の”読み聞かせ”役は「レコードのお話版」のこともありました。話は面白いし、寝入ることはできるのだけれど、心の片隅に常にあった寂しさは、”スキンシップ”の感覚だったのですね。

「お話レコード」は、結局長続きせず、母親は”自分の声”で、日本昔話などを録音して、自分が読めない時はそれを代わりに聞かせてくれました。



「声によるスキンシップ」・・・できる期間は決まっているからこそ、「無理なく」続けられたら良いですね。
  


Posted by 山羊 at 22:32Comments(0)

2006年12月03日

「育児に大切なこと、学びませんか?」のお知らせ

「育児に大切なこと、学びませんか?」



生まれてきたことに感謝し、自分を大切にする心を育てることや家族力の強化・支援を行う
”あぷりこっと☆シープ”が、育児に関する勉強会を開催します。




”あぷりこっと☆シープ”は、クリスタルビルにある男女共同参画センターや生活創造センターにボランティア登録している、育児支援グループです。



今回の進行役は、”育児休業案内人”「青い夜」さんと、"タッピング・タッチ種まき保育士”「山羊」の二名です。



「青い夜」さんは、育児休業のエキスパートの社会保険労務士さんです。

私は、心の相互ケア「タッピング・タッチ」を担当します。



今回、グループとして始めての活動になります。



どこで・いつ・何時から?



はい来週の土曜日12月9日、午後2時~4時まで、場所は、灘区にある旧灘区役所三階「防災研究室」です。




みなさまとご縁がつながれば、嬉しく想います。















  


Posted by 山羊 at 09:54Comments(5)育児・育自・育地
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プロフィール
山羊
四年間のアメリカ生活を経て帰国後、パートナーと別々の道を歩くことを決心しました。
当時、思春期の子ども二人を抱え、葛藤の日々でした。
「一人で子育て」をすることから感じた、日常を綴っていきます。
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