2006年12月14日

子どもと経済事情

あるアンケートによると「子どもが何人欲しいですか?」という質問に、


「三人以上」と答えた人が、意外と多かったようです。


理由は


「子ども同士の世界ができるから。兄弟同士で遊び、育つから。」



ところが、現在の「合計特殊出産率」1.3%台が示すように、一家族当たりの子どもの数は、一人もしくは二人までというのが圧倒的に多いようです。



子どもを多く持たない主な理由は、


「経済事情」(子どもを育てるのには、お金が掛かる)

「働きたいから」(子どもを預ける環境が整っていないなど)



「子どもと共に生きる」環境・事情に関して、それぞれの家庭に問題があるようです。



カルフォルニアに住んでいた時、メキシコからの移民であるヒスパニック系の人たちが、近くにとても多く住んでいました。


彼らは、経済的にアメリカ人などの白人に比べると、苦しい生活をしています。

何故なら、ある程度仕事が限られていて、清掃業や車の洗車、学校の用務員など、アメリカでは賃金の安い仕事は全て彼らが請け負っているのです。

高速道路の出口で、花売りをしている姿も良く見かけました。


でも、彼らは言います。


「子どもがいるから、全然苦しいとは思わない。」


実際、子どもの数はとても多く、少なくても3人、4人5人は当たり前なのです。


その時に知り合ったメキシカンは、6畳一間に6人で暮らしていたようです。



彼らは陽気です。



お国柄もあるのだと思いますが、きっと毎日「子どもの笑い声」に囲まれて暮らしているのでしょう。




「子どもの笑顔」・・・・それはプライスレス。

「子どもの笑い声」・・・・それは心の栄養。




冬の空を眺めながら、ふと、あの抜けるような青空のカルフォルニアを思い出し、彼らの笑顔が懐かしく思い出されました。
子どもと経済事情















Posted by 山羊 at 12:13│Comments(0)
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プロフィール
山羊
四年間のアメリカ生活を経て帰国後、パートナーと別々の道を歩くことを決心しました。
当時、思春期の子ども二人を抱え、葛藤の日々でした。
「一人で子育て」をすることから感じた、日常を綴っていきます。
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